『旅立ち』 ☆第一話☆


『やっと着いた・・ここが伝説の剣士が築いた町ルタカスか・・・』

チューリピオ広場から船にのって約50日・・・
さらに汽車にのって30日前後、そして徒歩で約2日という長旅の末
やっとソルニアという国にあるルタカスという街に着いたが・・・
『それにしても本当にココなのか?
結構せまいし・・・・・まさかアイツ嘘教えたんじゃねえ
だろうな・・・もしそうなら恨むぞキルヒ・・・』
この男ジュドーはトレジャーハンターのキルヒホッフとは
戦友で伝説の剣士の築いた街があって最近になって
そこの近くにあるダンジョンに世界の剣士達が集まる
と言う情報をキルヒホッフに教えてもらってココまで来た

『だが、ここに来る間に色々と変な噂があったな・・・
なぜか強力になりはじめた魔物がいるらしいし・・・
さらには魔王の封印が解けるんじゃないか?とか・・一体なんのことなんだ?
昔にあったという 地獄の1000日の事でも詳しく聞いてみるかな』

とりあえず今日は街にあった白竜亭という冒険者の宿に泊まることにした
そこの宿の主人は結構なんでも知ってて色々ココの街にまつわる話や
ソルニアの王の話 そして7人の勇者の話をしてくれた・・・
『しかし、あのダンジョンは噂どおり この頃強力な魔物が増えてきた・・・
お前も、明日あそこにいくなら気をつけていけよ!』
『あ〜、わかってる忠告ありがとよ そろそろ寝る事にするよ』
(ふう〜、明日はいよいよダンジョンに入る・・・気をひきしめていかないとな)
ベットの上に横たわり、部屋の窓から見える星々を見つめ静かに眠りについた



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