『旅立ち』 ☆序章「目覚め」☆


男は強かった だが守るべき者を守れず、自分より強い者にやられた時
その男は変わった・・自分の弱さを見つめ直し、なにを求めるか考えた
考えた末、男は自分の守るべき者ができた時、それを二度と無くさない為に
さらに強くなろうと決意した、誰よりも強く最強に・・・

当然のように燃え尽きた炎はやがて消えていく
そして今、ある男の中で燃えていた心の中の炎は
燃え尽きて消えてしまった、あたたかく心を温めていた炎が消えると
人は新たなる炎を見つけてくる・・・しかし、その炎は冷たく
現実を見つめ直し、やがて眠りから目覚める 

眠ることによって人は夢を見る・・しかし、人によっては夢は巨大過ぎ
時にはその夢に飲み込まれ目覚める事も出来ない人もいるだろう
夢から目覚め確実に夢から現実にしようとする者にとって
その巨大な夢をかなえようすれば、確実に大きな犠牲を
払っていかなければならない事にある男はまだ気づいていない
今日最強の騎士(剣士)という巨大な夢を現実にするため今までの
それまでの生活を全てを投げ出し一人の男は旅だった
・・・・その男の名はジュドーといった



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