5、見えない銃
U「現段階における生命維持のアイデア、1、違う魔法で逃げる、
2、謝って許してもらう、3、食われる」
アイデアに対する検証
1だが、例え空間転移の魔法で逃げたところで竜の感知能力は伊達じゃない。
恐らく何キロ先にいようと見つかってしまうだろう。ボツ。
2、やってできるならやっている。竜は自分の巣の中に入るものは
決して許さない。ましてや、怒れる竜はどんな説得も通用しない。ボツ。
3、論外。ボツ。
U「...手は無し...か」
いや、ないわけではない、だが、そのためには、「撃鉄を起こす」ことが必要だ。
そして、その「撃鉄」の衝撃は肉体にダメージとしてフイールドバックされる。
U「まあ...やるしかないか...」
ついに最後の手段を使う覚悟を決めたU。
U(とことん最後まで使いたくなかったが...)
「行くぞ...対魔神用、黒の引き金...」
Uの右腕に黒い光のようなものが集まる。
だが、その瞬間、
ズガッ!!!
U「!!??」
ドラゴンに衝撃と共に何かが襲いかかった。
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