第四話
「私はレイヤ、助けたお礼にご飯おごって・・・・きゅう。」
だんだ声が小さくなったとおもったら、倒れてしまった。
「ったく、面倒かけんなよ・・・はぁ。」
「モグモグモグモグたふけてモグモグくれてモグありがふぉ。」
「食うか、喋るかどっちかにしろ。」
「モグモグモグモグモグモグモグモグ・・・」
「・・・」
「ゴクゴク・・・ぷはぁ!あ〜もうお腹いっぱい!」
(・・・俺の食料の三日分は食ってる・・・)
「私はレイヤ、レイヤ・F・ノール。」
レイヤの装備を見るとライトファイターらしい。
「俺はストライク。今、宿探してんだしらねぇか?」
「ふ〜ん、じゃ私の泊まってる宿にすれば?」
「・・・そうするかな。」
そして二人は歩きだした。
がさがさ、ざああああああああ。
(モンスターか・・・)
「しゃあああああああ。」
モンスターが飛かかってくる。
ストライクは腰の剣を抜いた。
『しゅっ』
どしゅどしゅどしゅ
剣をふるう度確実に敵は減っていった。
「バーン」
どご〜ん
「ガーン」
ばぢばぢばぢ
ずば、どしゅ
レイヤも剣と魔法を使い敵を減らした。
「やれやれ、ごろつきのつぎはモンスターかぁ」
とレイヤ
(変だな・・・こんな所にモンスターがいたら討伐隊が来るはずなのだが。)
宿に着くまで5回ほどモンスターに襲われた、しかもあらかさまに二人を狙って・・・
『何かが動き出した。』そして二人はその『何か』に巻き込まれた。
そう思いながらストライクは眠りについた。
因みにレイヤはそんなこと考えず食うだけ食って寝てしまった。
第三話へ
第五話へ
メニューへ