ファンタシースターオンライン外伝
「ハンターのキルヒ君だな」
ここはバイオニア2のある一室
その一室には5人の人間
頑固で硬派っぽい喋っているおっさんが一人
眼鏡をかけた 頭の固そうな研究員が二人
秘書っぽい女性が一人
頑固そうなおっさんにキルヒと呼ばれ
ボケーとして、つまらなそうに話を聞いている
20歳程の青年が一人
「君にはラグオルの現地調査を頼みたい
いきなり通信が・・・で、君には・・・と、いうことで」
お経のようでいて、しかしはっきりとした声で
決められた文を読むかのように話続けている
頑固そうなおっさんは延々に話続けるように思われた
(あー!!なげえ!要はラグオルに降りてって
なにが起こっているか見てこいって事だろ
いきさつなんてどうでもいいんだよ!!)
「なので・・・・頼んだぞ」
と、26分と42秒の長い話は終わった
なぜ、そんなに細かく時間がわかるのか?
簡単なことだ、つまらなそうに聞いていた
青年はその時間をはかっていたからだった
「はい、わかりました」
きっぱりとした声でその一言だけのこすと
少し早歩きで青年はその部屋を後にしようとした
が、頑固そうなおっさんはそれを呼び止めた
「ちょっと待ってくれ、もうひとつ頼みたい事がある」
青年は嫌な顔を一切みせず振り向き直した
いや、少し嫌な顔をしていたが・・・
「なんですか?」
おっさんは少し考えて口を開く
「実はな、、、リコ、、、いやなんでもない」
なら、呼び止めんな!と言いたい所だが
なんとかそれをこらえる
「では、オレはこれで失礼します」
青年は今度こそ部屋を後にした
部屋を出るとき青年は思った
(26分と42秒って・・・ながすぎ
呼び止められた18秒もたすと
カップラーメン<3分の奴>9コできるじゃん)
わかっていると思うが青年の名前はキルヒと言う
この世界にカップラーメンがあるかは謎である
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