第六話
ズバッ
「ぐあああ!」
ドシュッ
「ぐわ!」
レイヤがさらわれて一週間がたった。
そのあいだ毎日ストライクはしかくに襲われていた。
「ふん!もうちょっとましなのよこしな!」
死体にそう言うとストライクは近くの町に向かって歩き出した。
「ふあ〜あ、ん?ストライクとシャドウは?」
ぼろをきた男が老人に聞く。
「二人はソニアじゃ。」
「え〜ずり〜。」
「私達も行きたいですわぁ。」
ドレスを着た女が来ていた。
「おお、マイ起きたか。」
ドレスを着た女はマイと呼ばれた。
「お前さんのお父さんから伝言じゃ。」
「お父様からですかぁ?」
「え〜と、ソニアに歪みが感じられた、歪みを直せと、な!」
「よっしぁ、マイ早速いこうぜ。」
「え〜と”体”はぁ?」
マイは男の言った事をまるで聞いてない。
「リミッターか、解除はしていいらしいぞ。」
「じゃあ、ストライクのも持って行かないといけませんねぇ。」
「じゃマイ行こうか・・・」
「ではぁ行きましょう。」
「気おつけてな。」
「はい。」
町に着くとストライクは宿をとった。
「ここの名物ってなんだ?」
宿の主人に訪ねる。
「そうですねぇ、特にないですねぇ。」
「そうか。」
ストライクは町に着くとその町の名物を聞く癖がある。
「悪いがこの辺に洞窟はないか?」
「ええ近くにありますよ。」
「じゃそこに行ってくる、夜には帰るから部屋の鍵をくれ。」
「はい、ではどうぞ。」
からんからん
鍵をもらうとすぐに出ていってしまった。
しばらくして。
からんからん
「すいません、ここにストライクって人いませんか?」
漆黒のローブを着た男と魔法衣を着た女が入ってきた。
「ストイク様はさっきでかけていきまして。」
「いつごろ帰りますかぁ?」
「夜にはもどると・・・」
「そうか・・・じゃ俺達もここに泊まるか。」
「ええそうしましょ。」
そのまま二人は部屋にこもってしまった。
この二人は何者なのだろうか。
続く
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