「そうそう、その狗愛サマってひとがな、スゲェのよ!
 もうメチャクチャカッコイ〜〜の♪」

キラキラと瞳を輝かせ、らせつは語りはじめた。


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>どかぁぁぁあぁぁああぁぁん!!


轟く爆音。閃く蒼光。
すべてを薙ぎ倒すようにして吹き荒れる爆風。

エネルダイナガンの一撃。

その威力は実弾兵器のダイナガンには僅かに及ばないものの、
実際の殺傷能力という点においては申し分の無い破壊力だった。
大地に大穴があく程のエネルギーを爆発と同時に噴出させ、
土もゴミも雑草も一緒くたに、上空へと巻き上げていく。

「ヘッ・・・・・!」

と、その爆煙と土埃の中から、男が一人飛び出してくる。
両手に装備した拳型のアームズで顔を庇い、






・・・・・続くっ!!!(ヴぁく