AC3SL小説 『静寂が終わる日に』


 未踏査地区――サイレントライン。それは地下世界(レイヤード)から解き放たれたカゴの鳥がうっかり見つけてしまったパンドラの箱。目に見えぬ亡霊が守護する禁断の聖域は、近づく者をすべからく天雷で撃ち、焼け爛れた身体を悪魔の遣いの歯牙で容赦なく引き裂かせた。宝は目に見える場所にあるというのに、あらゆる侵入者はいかなる手段を用いてもサイレントラインの一線を越えることが出来なかった。
 いったい誰が名づけたんだろう。物言わぬ絶対境界線(サイレントライン)。まったく、悪夢だったら笑い飛ばせば終いなのだろうけど。けど実際は、現実は、そこかしこに墜ちている機械の残骸がサイレントラインの存在を厳然と示している。輸送機、戦闘機、MT、そしてAC。数え切れない程の機種の残骸が、滅茶苦茶に粉砕されて赤茶色の荒地に散らばっている。さながら、戦争でもあったかのような惨たらしさだ。

《"プラチナ"、見えてるか?》

 累々たる鋼鉄の骸の上を、ずんぐりした輸送機が一機、低速で航行していた。輸送機の腹の下には大きな牽引スペースが設けられてあり、そこに白銀色の大型二脚ロボット――いわゆるアーマード・コアが収容されていた。

《見たくないけど見えてる》

 輸送機はまるで身重のペリカンのようにゆっくりと空を進んでいく。その進路の先は、紛れも無く未踏査区域の最秘奥――サイレントラインの中枢が眠るとされる超大型クレーターだった。

《ランカーACがゴロゴロ転がってるぜ…とんでもねえぞ、ここは》

 ゴミ溜めの荒地の中には、アリーナの広報誌で見た事のある機体の破片がちらほらと見受けられた。どれもが原型を留めない程に破壊され、高熱を浴びせられたように焼け焦げて――あるいは溶解して――転がっている。

《嫌になるね。こんなコトする奴の相手をしなくちゃいけないなんて》

 クレーターに近付くにつれて残骸の数が多くなっていく。その中に敵機とおぼしきモノは砕片のひとつも無く、落ちているのは全て地下世界の技術品ばかりだった。
 残骸は、とくにクレーターの縁のあたりが酷い有様だった。窪地の円周を縁取るように、隙間無く円弧を描いて残骸が積み上げられている。それはまるで敵兵の死骸で作ったバリケードのように見えた。
 
《ま、せいぜい頑張ってくれ。俺は上で応援してるよ》

 クレーターまで残り1kmを切ったところで、輸送機は両翼のスラスターを直下へ向け空中で静止した。50m程下には数多の機械の残骸と荒砂に埋もれた旧世界の廃墟が広がっている。

《降下地点だ。小便とお祈りは済ませたか? 子猫ちゃん》

《完璧だよ。帰った後アンタの舌を引っこ抜く準備まで出来てる》

《OKOK、待っててやるからさっさと帰って来い。じゃあ行くぜ、衝撃に備えろ》

ガコン

 ペリカンの鉤爪が開き、縛めのなくなったACが重力に引かれて落下を始めた。数十トンの鉄塊はなされるままに自由落下して、一呼吸するよりも早い時間で地表へと到達する。脚部がひしゃげる勢いで地面に着地する寸前に、ACの背面スラスターが爆音をあげて巨大な炎を噴き出した。莫大な推進力が苛烈な落下のベクトルを一瞬で相殺し、ふわり、と軽やかに白銀の巨体が地面に降り立つ。

《タッチダウン。これより作戦を開始する》

 爆風が巻き上げた茶色い砂塵の中、ACは真紅のモノアイをぎらりと輝かせて周囲を睥睨した。 

《ラージャッ。グレイストークは状況終了まで現地点で空中待機する。サイレントライン突入後は無線が不通になる為、緊急時はスモークを打ち上げて連絡してくれ。色の意味はわかるな、お嬢さん? 危険は赤、進めは青だ》

 砂塵がゆっくりと晴れる。砂に埋もれた旧世界の街並み、それを彩る地下世界から来た残骸。茫漠とした荒野には、生の気配も、動くものの尻尾も、尻尾を切られたトカゲも、何一つ見つけることが出来ない。視線の届かない場所にさえもそういったものが無いと"わかる"。
 だがぶつりぶつりと肌に刺さるのは排他の気配。目に見えず、だが厳然とそこに存在する静寂の絶対境界線――サイレントラインの張り詰めた気配。それが今、確実に"わかる"。

《了解(ヤーッ)》

 ACのモノアイが歓喜するように強く輝く。機体各部のモーターが一際甲高く悲鳴をあげる。さながら獣が荒い吐息を吐くように、出力の上がったジェネレーターがぶるぶると鳴動を始める。
 背中のスラスターに炎が灯る。溢れ出す燐光、やがて弾ける閃光。猛烈な爆発に背中を押されて、銀色(プラチナ)のACは矢のように疾駆しながらサイレントラインの一線を飛び越えた。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 


 依頼された"作戦"の概要はこうだ。
『サイレントラインへ調査団を派遣するので、進路の安全を確保して欲しい』

「つまるところ、露払いをしろってことでしょ。サラッと言ったよねーあの依頼人」

 眉間に皺を寄せて、心底不機嫌そうな表情で女は愚痴をこぼした。
 女というより、少女か。見てくれはかなり若い。乗っている機体と同じ鮮やかな銀色の長い髪、モノアイと同色の真紅の瞳。顔立ちはやや鋭すぎる感があるが、そこそこ良い部類に入る。服装はこれまた機体と同じ銀色のゆったりとしたパイロットスーツを着込んでいた。

「まったく、企業の人間ってのはどうしてこう、こずるい奴等ばっかりなんだろ」

 苛々と、乱雑な動作で右手のスロットルを奥へ倒す。ぐん、と急激にGが変動し、画面に映る風景が一斉に横へ流れた。
 その直後、進路を変えなければそこを通っていただろう位置に苛烈な赤色の光が降り注いだ。バチバチと帯電する光は焼けた大地をさらに焦がし、それでも足らずに地面を爆散させる。
 尋常でない爆発が背後から機体を叩く。衝撃に揺さぶられて突然あさってを向く機体を、女は険悪げに歯噛みしながら無理矢理立て直した。

「今ので七発目――」

 遠鳴りが響く爆心地からぐんぐん遠ざかり、目に留まった高架橋の下へ機体を潜り込ませる。頭上のハイウェイは殆ど崩れ落ちていたが、キノコのような橋脚部分は一度くらいならあの光を耐えてくれそうだった。一度食らえば高熱で石も溶解する為、本当に一回こっきりの盾でしかないのが残念だが。
 赤熱する背面スラスターから冷却空気が噴き出す。オーバーブーストで逃げながら爆風を浴び続けているため、機体温度は300度を超えていた。あの光――依頼人が言うには衛星砲らしい。冗談でなく――の狙いは頭にくるほど正確で、さらに人間離れした精度で予測補正をかけて追いかけてくる。全力加速しつつフェイントまで織り交ぜてようやく回避できているが、こうも執拗に背後から熱波を浴びせられてはいずれ機体が音を上げてしまう。

「その前にこっちがのぼちゃうかもねー」

 半目でうんざりと、女。空調の効いたコックピットの中でも、外の熱気が伝わって汗ばむほど暑い。肉の身体は溶けることはないが、脳味噌が――というか精神がイカれてしまう可能性はあった。
 額に張り付いた前髪を払いのけ、モニターに映る空を見る。晴れやかな蒼天へいくら目を凝らしても大気圏外の衛星の姿など見えようはずもない。ましてやACの武装で衛星を射抜くことなど――ことさらにありえない。…一瞬本気でやってやろうと思ったが。

ふわ――

 と、不意に空の色彩が紅に転じる。

「来たぁぁぁ!!」

 光は真上から降ってきた。視界が一瞬で真っ赤に染まり、目が眩む程の光量に膨れ上がった直後、頭上の高架橋が大爆発を起こす。既に半壊状態だったハイウェイはその一撃で粉々に砕け散り、燃え上がりながら流星のようにあたりに飛散した。
 がん、がん、と大小さまざまな破片が橋脚にへばりつくACに当たって傷をつけていく。だが幸いにも破片は石ころ程度の小さなものばかりで、当たり所が悪くても機体の動作に関わるようなダメージの心配はないように思えた。

びしり――

 安堵したのも束の間。
 わきたった爆煙に紛れながら、橋脚頂上部あたりのコンクリートがごっそりとこそげ落ちた。

「うあ」

 にわかに表情を引きつらせて、女は落下してくる巨大なコンクリート塊を呆然と見上げた。おそらくACより二回りは大きいだろう石塊は、剥がれた衝撃で幾つかの小片に分裂しつつ、逃げ場なく、迅速にこちらへ向かって落下してくる。ブーストを使えば退避出来るだろうが、それはつまりここから出て衛星に焼き殺されることを意味する。

「あーーーもう!」

 罵声を飛ばし、女はギリと奥歯を砕けるほど噛み締めた。結構な勢いで飛来する石礫の群れを見据え、その中心に、レイピアのように精細で鋭利な眼光を叩きつける。狙いはただひとつ、一番大きな破片を爆発させて全てを吹き飛ばす――それ以外無い。
 女は左手のレバーを繊細に動かし、ぴたりと一点に照準を合わせた。それにつられてACの右腕も持ち上がり、そこに付いていた漆黒の手甲の先端が、蕾のようにぱかりと開く。

「あのでかいヤツ――いけぇぇぇ!!」

かっ―――

 黒い砲口が火を噴き、撃ち出された電光がひときわ大きな瓦礫の中心に突き刺さった。最大威力のプラズマ弾は瓦礫の中で膨れ上がって爆発し、周囲にあった破片もろとも爆炎と衝撃波で粉々にして吹き散らしていく。
 やがて二つの爆発で起こった土煙が晴れると、降り注いでいた赤色の光やら石礫やらはさっぱりと消えていた。残ったのはキャンディ・バーのように先っぽが溶解した橋脚と、石埃にまみれて灰色ネズミのACと、"かさ"がなくなったおかげで視界いっぱいに広がる青い空。

「ハァ――」

 癪に障るほど晴れ渡った空を見上げながら、女は溜め込んでいた息をずるずると引きずるように吐き出していった。そーいえば壊れたものは落ちてくるんだっけね――なんて疲れた顔で可愛げな笑みを浮かべてぼやいてみる。

「さて、と。じっとしてちゃ駄目だよね」

 一息ついたのも束の間、女は次の隠れ場所を探しにACを動かした。身体はこのまま休息していろと叫び続けていたが、上から狙い撃ちにされている現状ではそれは叶うべくもない。まぁ、そこらの不満はいまだ目的地に到着しない調査団に聞いて貰うこととしよう。

「次は橋はやめてビルの下に隠れとこっと」

 などと気楽に呟いた時だった。

ずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼずぼ

「うおお」

 何が起きたのかすぐに理解することは出来なかった。まず唐突に周囲で土煙が――それも無数に――上がり、歩行していたACを立ち止まらせなければならなくなった。小山のように盛り上がった土煙はやがて元あった地面へと落ちて、そしてその中にいた二脚型MTの姿が露になった。

(そういえば無人MTが暴走してるって話聞いたっけなー)

 目に見える範囲だけで二十機はいる。そのどれもが見ているのはたったひとつ、その中心に居る白銀のAC。MTの種類は様々だが、作業機種あがりの半端モノはひとつとしてなく、全ての機体は戦闘用に仕立てられた最新機種だった。

「どーしろってのさ」

 もしかしたら手伝いに来てくれた小人さんかもしれない。なんて淡い期待は即座に打ち砕かれ、MTの群れは一斉に武器を振りかざして雪崩れ込んできた。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 


「フ――――ッ!」

ぢゅいんっ!

 叩きつけるようにレーザーブレードを胸元に食らって、鎧を着たMTはブチブチと部品を引き千切られながら真横に断ち割られた。がしゃんがしゃんと残骸が転がる中で、白銀のACが青白いブレードの残光をたなびかせながら上空へと舞い上がる。

ピピピッ

 FCSのロックマーカーが反応すると同時、女の指がトリガーをきゅっと絞った。ACの黒い手甲から光が飛び、先ほどと同じ機種のMTが光に穿たれて爆発する。機体が落下をはじめるより早く、女は迅速な動作で更に二機のMTをプラズマ銃で破壊した。
 機体が落下する。さほど高く飛んだわけではないので地表に着くのはすぐだった。着地点あたりに銃を構えた痩せたMTが待ち構えている。

めぎょ!

 落下の勢いを上乗せした斬撃を喰らい、MTは肩口から圧壊されるようにひしゃげて砕け散った。その上に着地して残骸を踏み潰し、ACが赤いモノアイを左右に動かす。獲物は真っ直ぐ前にいた。

こうっ――

 さながら獣が喜びに吠えるように、白銀のACが背負う大型ブースターが唸りをあげた。噴き出す炎は一瞬で臨界に達し、烈しい勢いでACを前へ弾き出す。
 ACはさながら銀の光となったように驚くべき速さで荒野を駆け抜け、鎧のMTをブレードで粉砕して突き抜けた。

「次――!」

 真っ直ぐ疾駆しながら手甲を右へ伸ばし、象のようなずんぐりしたMTへ光弾を撃ち込む。胸、腹と二度風穴を開けられて、MTはバチバチと火花を放ちながら燃え上がった。
 さらなる獲物を求めて周囲を見渡す。
 その時、突然横合いから迫った青白い光の弾丸がACを真横に殴り飛ばした。

「――っっ!」

 激しい衝撃に機体が震え、モニターに映る景色がぐるりと回る。脳震盪を起こしそうなほど頭を揺さぶられる中で、画面いっぱいに映った茶色の地面が徐々に近付いているのが見えた。
 激突する――500km近い速度で腹ばいに地面に打ち付けられる。もしそうなれば大破は免れない。運がよければ装甲が無くなるだけで済むだろうが、その場合でも先の一撃を再び喰らえば同じ顛末だ。

「このっ!」

 罵声を飛ばして無理矢理にスロットル・レバーを引き上げる。スラスターの右半分だけが作動し、捻られるように機体が回転して真上を向いた。地面はどんどん近付いてくる。コンソールが示す残り高度はわずか数メートル――。

「プラチナを――舐めるなぁぁぁ!!」

 叫び、スロットルを更に引き上げた。モニターに赤い警告表示が点る――OVERED BOOST。

ぼうっ!

 地面と機体の間に、スラスターから吐き出された炎が吹き溜まった。それだけでは機体を押し上げるだけの推力には達しなかったが、次いでばかんとコアの背部が開き、そこから膨大な量の白い炎が噴き上がる。二つの炎は渦を巻いて絡み合い、猛烈な推力を生じさせて機体を上空へと跳ね上げた。
 一瞬で五十メートルの高さにまで上昇し、ひるがえりざまに右手の黒い手甲を地表へとかざす。眼下では大仰な砲を構えた重装MTがこちらの姿を探してウロウロと彷徨っていた。

「ロォォック」

 FCSがMTを捉える。女はにやりと残酷に笑って、トリガーを引き絞った。
 高熱のプラズマ弾がMTに突き刺さり、爆発を起こす。立て続けに二度、三度、四度とプラズマ弾を撃ち込まれ、MTの分厚い装甲はぐずぐずに焼かれて剥がれ落ちていった。五度、六度、七度、ACはエクステンションでエネルギーを補充しながら更にMTを撃ち続ける。やがて装弾が尽きて、カチン、と乾いた音が砲身から響いた。カチンカチンカチン、何度空打ちしても微風さえ出ない。MTは全身がズタズタになっているもののいまだ健在で、軋む右手を動かして大型砲をこちらに向けてきている。

「上ー等」

 笑う女の口元に犬歯がのぞく。その姿はさながら銀の狼のように猛々しい。
 ACは右手の黒い手甲を投げ捨てた。手すきになった右手を下げ、左手のブレード・ユニットから白い刃の光影をたちのぼらせる。飛び掛からんとする狼が勢いを溜めるように、背面スラスターから淡い燐光が漏れはじめた。
 そのACは一条の銀光(プラチナ)。閃いた瞬間全てを貫く白銀の軌跡。

「プラチナの由来、思い知りなさい!」

 烈しく輝くブレードを手に、白銀のACは爆炎を背負って地表へと滑降した。速度は一瞬で音速域へ、そして機体は一瞬でMTのもとへ。虚空に刻まれたひとすじの銀光は、一直線にMTを貫いて吹き抜けていった。


 ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ 


 その日、その時。サイレントラインが終焉を迎えた。
 カラクリ仕掛けの地獄絵図に終止符を打ったのは、調査団の中にいた無名のレイブン。たったひとりサイレントラインの最奥に乗り込んで、管理者とその護衛を全て倒してのけたという。それによって暴走していた全てのMTが機能を停止し、戦術衛星もぱったりと光を降らせなくなった。サイレントラインにあった全ての脅威は、それを統べる管理者の消滅とともに消失した。
 地上の誰もが管理者を倒した彼を称えた。救世主、英雄、勇者。人間全ての感謝と賛辞が彼に注がれた。
 だがその活躍の裏で、白銀の彼女の功績があったことを忘れてはならない。サイレントラインを防備する衛星砲と無人MTを引き付け、調査団を最奥施設へと送り出し――あまつさえMTを全滅させてしまった彼女の働きを。戦況は単一の戦力によって開かれることはない。ひとりの栄光の裏には、幾十人幾百人もの支援、そしてあるいは犠牲が、累々と積み上げられているのだ。
 きらびやかなパレードはうす汚れた現実を眩ませる。平和ならばそれも良い。見ずともいいものを見る必要は無い。だが忘れるな、平和の為に命を削った者達の存在、そして功績を。今あるこの世界はうす汚れた彼らが遺した血と骸の上に成り立っている。安寧を貪るかつてのカゴの鳥達よ、世界は泥にまみれた彼らによって守られたのだということを、忘れるな。

《まだ着かないのお腹すいたー》

 …当の彼女は、そんなモンだったが。
 ACを掴んだペリカンは、のんびりと彼らの街へ飛んでいく。空は夕暮れに染まり始めていた。







P.S 亮君アリガトウ。
これからも練習の為にリク貰いに参りますので夜路死駆。(ヤン魂風に)

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